福井県の方言とその意味を知ろう
それぞれの地域によって独特の言い回しをする方言。
幼い頃から当たり前の様に使っていても、
他県の人には耳慣れない言葉もたくさんあります。
また、初めて耳にする言葉はとても新鮮に感じたりします。
福井県鯖江市の眼鏡の創始者である増永五左衛門さんとその家族を題材にした小説
『おしょりん』の映画化が決定し現在撮影中、2023年の秋に公開予定となっています。
現在の鯖江の眼鏡生産の礎を築いた増永さん達の奮闘を描いた作品となっております。
鯖江の眼鏡が有名になるまでに、たくさんの人達の苦労や頑張りがありました。
タイトルになっている『おしょりん』とは福井の一部の地域で使われていた古い方言です。
寒い冬から暖かい春へと移り変わる時期におこる現象で、
前日に晴れて溶けた雪の表面が夜の間に冷え、翌朝に凍ります。
表面が固まっているため、雪に足が沈むことがなく歩けることを『おしょりん』と呼びます。
雪深い地域だからこそ生まれた方言ですね。
ここで、福井県で使われている面白い方言をいくつか紹介します。
あばさける = ふざける。
おぼこい = かわいい。子どもっぽい。
ちょか = 軽率な。そそっかしい。
てなわん = ずる賢い。生意気な。
へんもねー = たいくつな。物足りない。
もつけねー = かわいそう。大変だ。
よーけ = たくさん。
あまり耳慣れない単語が多いですが、意味を知ると面白いですね。
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今回もお読みいただきありがとうございました。